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「サル・ゴリラ・チンパンジー」の元ネタ「ボギー大佐」と「クワイ河マーチ」とは?違いや歌詞はある?

「サル ゴリラ チンパンジーの元ネタと歌詞」ボギー大佐の行進が元ネタです。 歌詞はありませんが、日本のオリジナル歌詞が存在しました。 実験・検証と報告

「サル・ゴリラ・チンパンジー」の替え歌は、日本のあちこちで子供たちの口ずさむ楽しいメロディーです。しかし、この替え歌の背後には、どのような物語が隠されているのでしょうか?本記事では、この替え歌の元ネタからCMに至るまでの全容を解き明かします。

「サル ゴリラ チンパンジー」元ネタ。ボギー大佐。

「さる ごりら ちんぱんじー」の元ネタは「ボギー大佐の行進」という行進曲です。
ボギー大佐とクワイ河マーチも似ていますが、明確な違いがあります。

「ボギー大佐の行進」(Colonel Bogey March)は、
イギリスの作曲家ケネス・アルフォード(本名:フレデリック・ジョゼフ・リケッツ)が
1914年に作曲した行進曲です。

この楽曲はアルフォードの代表作の一つであり、日本を含む世界中で広く知られています。

1957年の映画『戦場にかける橋』で使用されたことで有名になり、映画の中では「クワイ河マーチ」として編曲されました。

その明るく親しみやすいメロディは、学校の運動会などで入場行進曲としても演奏されることがあります。

クワイ河マーチ(ボギー大佐の編曲Ver)

クワイ河のマーチは、映画『戦場にかける橋』で使用された楽曲です。
元々は「ボギー大佐の行進」を基にマルコム・アーノルドが編曲したものです。

この映画は第二次世界大戦中、日本軍の捕虜となった連合国兵士がタイのクワイ河に橋を建設する実話に基づいています。
その劇中でこのマーチが効果的に使用されました。

クワイ河のマーチは、この映画で世界的に有名になり、多くの場面で引用されるようになりました。

ボギー大佐とクワイ河のマーチの違い

「さる ごりら ちんぱんじー」の元ネタ。
ボギー大佐。クワイ河マーチはボギー大佐を編曲したものです。
この2つの曲は似ていますが、違いがあります。

「ボギー大佐の行進」と「クワイ河のマーチ」の主な違いは、後者が映画『戦場にかける橋』のために編曲された点にあります。

元々の「ボギー大佐の行進」は、単純な行進曲として1914年にケネス・アルフォードによって作曲されました。それに対し、「クワイ河のマーチ」は、映画の背景となる物語を象徴する楽曲として、マルコム・アーノルドにより新たに編曲されました。

また、映画の人気により「クワイ河のマーチ」は広く知られるようになり、多くの人々に愛される楽曲となりました。

「ボギー大佐の行進」と「クワイ河マーチ」の間には、主に以下のような違いがあります:

  • 編曲の違い
    「クワイ河マーチ」では、金管楽器の副旋律や打楽器のパートが変更されている。
    これにより、映画の雰囲気に合った独特の音色とリズムが生み出されました。
  • メロディの省略
    ボギー大佐の行進」に含まれる3つ目のメロディが「クワイ河マーチ」では省略されています。これは、映画の特定のシーンに合わせた編曲の選択であり、楽曲の焦点をより鮮明にする効果があります。

このように、「ボギー大佐の行進」は元々楽器で演奏される行進曲として作曲され、その後「クワイ河マーチ」として映画に合わせた編曲が施されました
この過程で、元の曲の魅力を保ちつつ、映画の物語に深みを加える新たな表現が生まれました。

2-1 日本で歌われている替え歌

日本では、「ボギー大佐の行進」のメロディを使用した様々な替え歌が広まっています。その中でも特に有名なのが、「サル ゴリラ チンパンジー」といった霊長類の動物名を列挙する替え歌です。

この替え歌は、元々の曲のメロディーに乗せて、サルやゴリラ、チンパンジーなどの動物名を次々と歌うというもので、子供から大人まで幅広い年代の人々に親しまれています。
このような替え歌は、テレビCMやイベントなどでも使用されています。

  • スクウェア・エニックスの「メジャマジ・マーチ]
  • ITJ法律事務所
  • BeeTV(GACKT、SEAMO、持田香織)
  • BOAT RACE振興会
  • ユーキャン(長澤まさみ)
  • バンダイのお菓子の「チョコレイ島のモアイ」
  • バンダイのヨーグルトLG21
  • フィッティ
  • FPパートナーの「マネードクター」

また、ドランクドラゴンの塚地武雅さんのギャグにもなっています!
「サル ゴリラ いっぱんじーん」というギャグに聞き覚えはありますか?

塚地さんの、ギャグ好きなんです。
とくに、「ここをこうこうこう」と肘をはたくしぐさのギャグはしばらくはまりました。

2-2 日本で歌われたオリジナル歌詞付きの歌

「ボギー大佐の行進」をベースにしたオリジナルの歌詞付きの楽曲も日本で作成されています。

1963年にNHKの「みんなのうた」で放送された「口笛吹いて」は、この行進曲に新たな日本語の歌詞をつけたものです。
作詞は中原光夫によるもので、西六郷少年少女合唱団が歌いました。

この曲は、口笛を吹きながら前向きに生きる楽観的なメッセージを伝える内容となっており、多くの人に愛される楽曲となりました。
このように、「ボギー大佐の行進」は、元の行進曲としての魅力はもちろん、さまざまな形でアレンジされ、日本の文化の中に溶け込んでいます。

まとめ

「さる ごりら ちんぱんじー」という替え歌は、ボギー大佐の行進という曲の替え歌でした。
元々は行進曲の為、歌詞はありません。


ボギー大佐の行進は、「戦場にかける橋」という映画にて編曲Verが流れました。
この映画にて編曲された曲が使われたことにより、さらに有名になったとされています。

日本でも、NHKで「口笛吹いて」というオリジナルの歌詞をつけた歌が歌われていました。
そこから、いろんな人の印象に残り、替え歌ができたと思われます。
多分、曲を聞いたら、なんとなく「さる ごりら ちんぱんじー」と聞こえたのではないかと。

最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の疑問の解決の一助になれたら幸いです。

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