湯煎調理可能なポリ袋。安い高密度ポリエチレン袋はどれ?シリコンでの代用含めてご紹介!

高密度ポリエチレン袋比較の記事です。 お店によって価格が違いますが、湯煎OKレンジOKはアイラップのみでした。 手段を選ばず使える、アイラップが一番コスパがよさそうです。 お店と商品紹介。

警視庁のX(旧Twitter)にて話題の「高密度ポリエチレン袋」。

「アイラップ」が有名ですが、プライベートブランドやダイソーでも見かけます。

結局のところ、どれが安いのか?と思い、実店舗にて購入可能な商品を比較しました。

また、「シリコンバック」でも代用できるのでは?と思い、検証しました。

ぜひ、ご参照ください!

ポリエチレン袋とは?

ポリエチレン袋は、ごみ袋やスーパー・コンビニの買い物袋などです。
スーパーで袋詰めする時にロールになっている袋も、ポリエチレン袋はです!

日常生活で広く使用されているポリエチレン製の袋には、主に二つのタイプがあります。

一つはシャカシャカと音がする「高密度ポリエチレン(HDPE、ハイデン)」製
もう一つは手触りがツルツルしている「低密度ポリエチレン(LDPE、ローデン)」

これらは原料の材質の違いから性質が異なり、調理用は高密度ポリエチレン!。

高密度高密度ポリエチレン袋とは何か

  • スーパーのロール袋
  • シャカシャカ音がする
  • 透明度は低い
  • 耐熱、耐水性が優れている
  • とがったものには弱い
  • 調理可能!

高密度ポリエチレン袋は、スーパーの袋詰め台にあるあの袋です!
シャカシャカ音がして透明度が低い、あの袋。

耐熱性と耐水性に優れ、引っ張り強度が高いことが特徴です。

これらの性質から、食品の保存袋や湯せん調理に適したポリ袋として推奨!

薄くても強度を保てる為、製造過程で使用されるプラスチックの量を削減でき、環境にやさしい
しかし、尖ったものを突き刺した際には縦裂けしやすいため、その点は注意が必要です。

湯煎やレンジに使えるポリ袋の選び方

  • 材料は「高密度ポリエチレン」
  • 裏面の表記をしっかり確認
  • 「湯煎」、「レンジ」に使用可能かを確認
  • 食品用を選ぶ
  • ジップロックは湯煎やレンジに使えない

調理に使えるポリ袋は、「高密度ポリエチレン袋」です。

高密度ポリエチレン袋」と記載されていても、湯煎やレンジに使用できないものもあります。

調理用ポリ袋を選ぶ際には、裏面の表記に注目していただければと思います。
使用できないものは、「湯煎しないで」、「レンジは使えません」などと注意書きが書かれています。

高密度ポリエチレン袋と書かれていても、湯煎やレンジが使えないものがある。
表か裏の注意事項に書かれています。
しっかり確認してから購入してください。

ジップロックは下味をつける、保存に良い!
しかし、火をかけた状態での湯煎やレンジには使えません。

高密度ポリエチレン袋
ジップロックは火をかけた状態での湯煎やレンジには使えません。

比較 安くてコスパがいい調理に使えるポリ袋

  • アイラップが結局コスパがいい
  • アイラップより安いポリ袋もある
  • 湯煎可能でもレンジで使えないことがある
  • 均一ショップはそんなにコスパが良くない
  • スーパーならプライベートブランドが安い
  • ホームセンターが安いことが多い

ホームセンターとスーパーマーケットを周り、調べました。

アイラップはホームセンターとスーパーにありました。
表は安かったホームセンターの値段を載せております。

スーパーにはプライベートブランドのポリ袋も。
プライベートブランドはやはり安かったです。

しかし、レンジまで可能なのはアイラップのみ

	商品名	販売会社	枚数	"価格
(税込)"	"1枚/価格
(税込)"	湯煎	レンジ	"耐冷
温度"	"耐熱
温度"
 アイラップ。UF	"岩谷
マテリアル
株式会社"	60 枚	129円	2.15円	◎ 可	◎ 可	-30度	120度
 湯煎調理袋	"(株)大創
産業"	30 枚	110円	3.67円	◎ 可	× 不可	-30度	110度
 "パかッと開封
できる調理用袋"	"(株)大創
産業"	30 枚	110円	3.67円	◎ 可	"△ 
解凍
まで"	-30度	100度
 底からさける!キッチンパック	"株式会社
ケミカルジャパン"	100 枚	305円	3.05円	◎ 可	× 不可	-30度	100度
 キッチンパック	"オルディ
株式会社"	300 枚	382.80円	1.28円	◎ 可	× 不可	-30度	110度
 タイミーパック	"矢崎化工
株式会社"	440 枚	800円	1.81円	◎ 可	× 不可	-20度	100度
 スマートキッチン 保存袋 M 半透明 50枚 0.01mm	"日本
サニパック
株式会社"	50 枚	129円	25.8円	◎ 可	× 不可	-30度	110度
 湯煎調理もできるポリ袋	"株式会社
ヤオコー"	150 枚	272.80円	1.81円	◎ 可	× 不可	-30度	110度
 シリコーンフードバッグ M	"株式会社
パル"	1 枚	550円	550円	◎ 可	◎ 可	-40度	200度

アイラップ。UF

高密度ポリエチレン袋
アイラップ。UF
湯煎可能、レンジ可能
岩谷マテリアル株式会社

商品名:アイラップ。
価格:129円(税込)
枚数:60枚
1枚:2.15円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:◎ 可
耐冷温度:-30度
耐熱温度:120度

アイラップ。は別のスーパーでは162.80円(税込)で売られていました。
1枚当たり2.71円(税込)です。

湯煎調理袋 ダイソー

高密度ポリエチレン袋
湯煎調理袋
湯煎可能、レンジ不可
株式会社大創産業

商品名:
価格:110円(税込)
枚数:30枚
1枚:3.67円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:× 不可
耐冷温度:-30度
耐熱温度:110度

パかッと開封できる調理用袋 ダイソー

高密度ポリエチレン袋
パかッと調理袋
湯煎可能、レンジ不可
株式会社大創産業

商品名:
価格:110円(税込)
枚数:30枚
1枚:3.67円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:△ 解凍まで
耐冷温度:-30度
耐熱温度:100度

底からさける!キッチンパック 株式会社ケミカルジャパン

高密度ポリエチレン袋
底からさける!キッチンパック
湯煎可能
レンジは解凍まで可能株式会社ケミカルジャパン

商品名:
価格:305円(税込)
枚数:100枚
1枚:3.05円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:× 不可
耐冷温度:-30度
耐熱温度:100度

キッチンパック オルディ株式会社

高密度ポリエチレン袋
キッチンパック
湯煎可能 レンジ不可オルディ株式会社

商品名:キッチンパック
価格:382.80円(税込)
枚数:300枚
1枚:1.28円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:× 不可
耐冷温度:-30度
耐熱温度:110度

湯せんもできる半透明ポリ袋 矢崎化工

高密度ポリエチレン袋
タイミーパック
湯煎可能 レンジ不可矢崎化工株式会社

商品名:タイミーパック
価格:800円(税込)
枚数:440枚
1枚:1.81円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:× 不可
耐冷温度:-20度
耐熱温度:100度

食品保存用ポリ袋 日本サニパック株式会社

高密度ポリエチレン袋 スマートキッチン 保存袋 M
湯煎可能 レンジ不可
日本サニパック株式会社

商品名:スマートキッチン 保存袋 M 半透明 50枚 0.01mm
価格:129円(税込)
枚数:50枚
1枚:25.8円
湯煎:◎ 可
レンジ:× 不可
耐冷温度:-30度
耐熱温度:110度

湯煎調理もできるポリ袋 株式会社ヤオコー

高密度ポリエチレン袋 
湯煎調理もできるポリ袋
湯煎可能 レンジ不可
株式会社ヤオコー

商品名:
価格:272.80円(税込)
枚数:150枚
1枚:1.81円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:× 不可
耐冷温度:-30度
耐熱温度:110度

番外編 シリコン 3コインズ

シリコーンフードバッグ:M/KITINTO
湯煎可能 レンジ可能
株式会社パル

商品名:シリコーンフードバッグ M
価格:550円(税込)
枚数:1枚
1枚:550円(税込)
湯煎:◎ 可
レンジ:◎ 可
耐冷温度:-40度
耐熱温度:200度

ポリ袋とシリコンの比較

  • アイラップと3コインズのシリコンバックの比較
  • シリコンでも代用可能
  • 味と鼻から抜ける風味は同じ
  • ふわふわ感はアイラップ
  • 粉を混ぜる系はアイラップの方がいい
  • 漬け込み、蒸す、煮るのはどちらも得意
  • 使用用途によって使い分けるのが吉

今回は警視庁の蒸しパンを作り比較をしました。

味は一緒でしたが、作る過程で作業しやすさに大きな違いがありました!

入れやすさと計量 ポリ袋とシリコンフードバック

粉もの、液体の入れやすさはポリ袋が圧勝です。
肉や魚などの塊はシリコンもスムーズに入りますが、シリコンのフードバックは口が閉じ気味。

軽量のしやすさはシリコンフードバックです!
自立するので、液体が計量器の外へ流れることがありません。

高密度ポリエチレン袋とシリコンフードバックの比較
蒸しパンの作りやすさと出来の比較。
入れやすさはポリ袋。
計量しやすさはシリコンフードバック

下記のようなシリコンスチーマーが一番入れやすいですが…

シリコンスチーマー
自立し形が保たれている。
蓋を開ければ、入口が大きいため、ものが入れやすい。

粉を混ぜる ポリ袋とシリコン

粉と液体を混ぜるのはポリ袋がいいです!
シリコンバックはだまになりやすく、混ぜにくい…

最後はミニへらに頼りました。

高密度ポリエチレン袋とシリコンフードバックの比較
 蒸しパンの作りやすさと出来の比較。
 混ぜやすさはポリ袋

煮立たせる ポリ袋とシリコン

ポリ袋、シリコンどちらもしっかりと空気を抜くことが必要です!
どちらもちょっと浮きやすいですが、空気を抜くと浮きにくかったです。

シリコンの方はシリコンの浮力に比べ、中身が少なかったからか
途中から浮いてきて、火が通りにくい状態

高密度ポリエチレン袋とシリコンフードバックの比較
 蒸しパンの作りやすさと出来の比較。
 シリコンバックは粉と液体が少なかったからか浮いてきてしまった。

出来上がり ポリ袋とシリコン

味と風味は変わらず
しかし、柔らかさはポリ袋が良い!

高密度ポリエチレン袋とシリコンフードバックの比較
 蒸しパンの作りやすさと出来の比較。
 味と風味は同じ。
柔らかさはポリ袋。
シリコンは湯煎蒸しパンは向いていないみたい。
レンジ調理の蒸しパンはとてもいいと思う。

シリコンフードバックは洗う必要がある…

蒸しパンを作るにはシリコンフードバックは不向きでした。

しかし、サラダチキンや蒸し野菜などを作る際はとても便利です!
また、レンジ調理での蒸しパンはシリコンが向いていると思います!

まとめ

湯煎調理可能な高密度ポリエチレン袋について調べました。

高密度ポリエチレン袋と書かれていても、調理や湯煎、レンジができないものもあります。
しっかり、注意書きを読んで選択してください。

ポリ袋は粉ものと水分を入れて混ぜ、湯煎するのに最適でした!

シリコンフードバックはサラダチキンや野菜の蒸し料理など固形物の調理に良いです。
レンジでの蒸しパン作りは、シリコンフードバックが最適。
また、200度まで耐熱できるものは、オーブンにも使用できます。焼き菓子にもとてもいいです!

最後までお読みいただきありがとうございます。
高密度ポリエチレン袋を選ぶ際の一助になれたら幸いです。

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